私とシリアの思い出(1) アレッポ編

日本人の人質事件で、日本でも注目されるようになった、
シリアの内戦。

私がシリアに行ったのは2010年の6月。
その後1年も経たないうちにあんなひどい内戦が始まるなんて、
思いもよらず・・・

今では世界で最も行ってはいけない国となりましたが、
私が世界一周をしていた頃は、
世界でも屈指の「旅人に優しい国」として有名でした。

旅をしている人なら一度は聞いたことある、
シリアのずば抜けた「優しさ」ですが、
注目されている今だからこそ、ここで紹介できたらなと思って。

まずはアレッポから。

現在は破壊されてしまったアレッポは、シリアの北部にあります。
150125-0
私はトルコに向かうため2日ほど滞在しました。

アレッポ城からみたアレッポの街並み。
150125-1

今ではこんな感じに・・・

出典:CNN

アレッポは古代都市として、街全体が世界遺産として登録されていますが、
スークはほぼ消滅。

このお店もなくなっちゃったんだろうな。
150125-6
元画像を見つけられず、小さい写真しかないですが、
シリアを出る最後の日によったスークの石鹸屋さん。

アレッポ城。
150125-4
「紀元前10世紀に当地に築造された神殿を原型とする古城。
たび重なる戦争の歴史のなかで、しだいに城砦化していった。
十字軍の侵略に際して改築された12世紀の姿のままで今に残っている。」
wikipediaより

こちらは大モスク。
150125-2
イスラム世界で最も美しいモスクの1つだそうで。

ねずみ男状態でうろうろする私に声をかけてくれた女の子たち。
150125-3
日本人って言ったんだけど「私 中国人と観光人が好きなの!」といわれ、
戸惑うねずみ男。

通りかかりの私に、メロンをくれたおじちゃんたち。
150125-5
シリアにいると、こういったことが頻繁に起きます。
野菜をもらったり、お菓子をもらったり、パンをもらったり・・・

なぜかというと本来のイスラム教の教えにその答えはあります。

「旅人には3日間まで無償で宿と食事を与えなさい」
という規定がコーランの中にあるそうで・・・
旅人はその土地に不案内な人であり、
言葉もできないし土地の様子もよく分からない。
こういう人達に対して親切にするということは、
イスラム教徒にとって最大の義務の一つとされているとのこと。

近隣のイスラム諸国より群を抜いて親切なシリア。
本来はとっても純粋なイスラム教徒の国だったんですよね。

つづく